[19a-E318-1~12] 【CS.7】 7.2 電子ビーム応用、7.4 量子ビーム界面構造計測、9.5 新機能材料・新物性のコードシェアセッション

[19a-E318-1] 第一原理計算と遺伝的アルゴリズムによる鉛フリーの有機－無機ハイブリッド材料の状態図予測

〇横山 智康^1,2、大内 暁¹、松井 太佑¹、金子 幸広¹、笹川 崇男² (1.パナソニック（株）、2.東工大)

キーワード：第一原理計算、ペロブスカイト太陽、マテリアルズ・インフォマティクス

ペロブスカイト太陽電池材料に代表される有機－無機ハイブリッド材料は、有機分子と無機結晶の組み合わせによる多様性と結晶構造の複雑さゆえに、汎用的にハイブリッド材料を計算により探索することは今まで困難であった。本研究では第一原理計算と遺伝的アルゴリズムによる構造予測手法を組み合わせ、かつ、構造の組み立ての際に有機分子と無機骨格をクラスターとして扱うことにより、ハイブリッド材料の結晶構造を各組成ごとに予測し、それらを統合することで状態図の作成を行った。これまで我々はMA-Pb-I系などの鉛を含む系の状態図予測を報告したが、今回は鉛フリーの有機－無機ハイブリッド材料について状態図の予測を行った。