[19a-PA1-1~14] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[19a-PA1-2] 円環型色素増感太陽電池の試作

〇井組 裕貴¹、藤澤 圭祐¹ (1.サレジオ工業高等専門学校)

キーワード：色素増感太陽電池、フレキシブル、円環型

現在様々な太陽電池の研究開発が行われているが，曲面形状に合わせた太陽電池の製作や設置が難しいのが現状である．しかし、エネルギーの有効利用やエネルギーハーベスティングの面から曲面形状の利点は大きく、ますます重要な要素となっている。現在、色素増感太陽電池（DSC）における導電性フィルムでのTiO2の低温焼結方法は様々な研究がなされている。著者はTiO₂焼結後の曲げによる剥離や破損の軽減をするため、真空バギング法を提案し、低真空下低温環境下におけるTiO₂の焼結での結晶構造や表面構造の妥当性を確認した。この方法を真空時に焼結体に負荷がかからないよう改良し、人やロボットが装着できる円環型DSCを試作しIV-PV特性を測定した。