[19a-PA2-1~26] 3.9 テラヘルツ全般

[19a-PA2-1] 共鳴トンネルダイオードテラヘルツ発振器の注入同期ダイナミクス

〇有川 敬¹、金 在瑛²、向井 俊和²、西上 直毅³、冨士田 誠之³、永妻 忠夫³、田中 耕一郎^1,4 (1.京大院理、2.ローム、3.阪大基礎工、4.京大iCeMS)

キーワード：テラヘルツ、共鳴トンネルダイオード、注入同期

共鳴トンネルダイオード（RTD）発振器はバイアス電圧を印加するだけでテラヘルツ帯の超高速発振が可能な半導体デバイスであり、室温動作する連続テラヘルツ波光源として注目されている。我々はRTDを位相ロックされたピコ秒テラヘルツパルスで注入同期し、出力電場の波形を時間領域で測定することに成功した。本発表ではこの手法を用いて測定した注入同期の超高速ダイナミクスについて報告する。