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[19a-PB1-11] (Bi0.5Na0.5)TiO3-ZnO複合体セラミックスの脱分極温度に対する急冷効果
キーワード:非鉛圧電セラミックス、急冷処理、酸化亜鉛
環境への配慮から非鉛圧電材料の開発が急務となっている。その候補の一つとして(Bi0.5Na0.5)TiO3[BNT]があるが、脱分極温度が低いことが課題である。近年、本焼の降温時に1100℃から急冷(クエンチ)処理を行うことでBNTのTdが高温化することが報告されている。またJ. Zhangらの研究では、BNT系材料に酸化亜鉛ZnOを複合化することでTdが高温化することが報告されている。本研究ではBNTにZnOを複合化したBNT-Zn100xの急冷処理によるTdの高温化について検証した。