2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

11 超伝導 » 11 超伝導(ポスター)

[19a-PB2-1~39] 11 超伝導(ポスター)

2019年9月19日(木) 09:30 〜 11:30 PB2 (第二体育館)

09:30 〜 11:30

[19a-PB2-12] 高温超伝導体のデバイス利用に向けた材料研究

志津 友幸1、柏木 隆成1、中尾 裕則2、中川 駿吾1、今井 貴之1、中山 繭1、Kim Jeonghyuk1、辻本 学1、南 英俊1、石田 茂之3、茂筑 高士4、永崎 洋3、門脇 和男5 (1.筑波大数理物質、2.KEK、3.AIST、4.NIMS、5.筑波大ABES R&Dセンター)

キーワード:超伝導体

高温超伝導体における秩序相と超伝導相の関連性の詳細な理解は,高温超伝導体の物性
解明だけでなく,新しい高温超伝導材料を開発するために必要不可欠である。我々は,主
にBi系銅酸化物高温超伝導体のBi2Sr2CaCu2O8+δ(Bi2212)と,鉄系超伝導体FeSe系に着目
して,その理解の深化と材料の応用化を目指し研究を進めている。講演では,上記の物性研究とともに,特にBi2212単結晶の応用利用である,テラヘルツ波発振器の製作における材料の知見を得るために,結晶構造を基礎とした材料評価を行ったのでその結果を報告する。