2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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15 結晶工学 » 15.3 III-V族エピタキシャル結晶・エピタキシーの基礎

[19a-PB5-1~19] 15.3 III-V族エピタキシャル結晶・エピタキシーの基礎

2019年9月19日(木) 09:30 〜 11:30 PB5 (第二体育館)

09:30 〜 11:30

[19a-PB5-10] 歪超格子バッファがInSb HEMTの表面形態と電気的特性に与える影響

林 拓也1、大坪 拓史1、岸本 尚之1、遠藤 勇輝1、平岡 瑞穂1、渡邊 一世2、山下 良美2、原 紳介2、後藤 高寛2、笠松 章史2、遠藤 聡1、藤代 博記1 (1.東理大基礎工、2.情報通信研究機構)

キーワード:高電子移動度トランジスタ、半導体、結晶成長

InSbは電子の有効質量が小さく電子移動度が高いことから、HEMTのチャネル材料として期待されている。しかし、InSbには格子整合する適当な基板が存在しないため、GaAs基板上に成長させることが多い。その際に、多量の転位が発生し、転位が電子の散乱源となって電気的特性の劣化が起こる。そこで、SLS構造(InSb/Al0.15In0.85Sb)の周期数とSLS各層のInSb層厚を変えてHEMT構造を成長し、表面形態と電気的特性への影響を調べ、特性向上に適するバッファ構造を探索した。