2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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[19p-B12-1~10] 結晶シリコン太陽電池の現在地と未来

2019年9月19日(木) 13:15 〜 18:30 B12 (B12)

傍島 靖(岐阜大)、宮島 晋介(東工大)

17:30 〜 18:00

[19p-B12-9] Rib型シリコン太陽電池の開発

小長井 誠1 (1.都市大総研)

キーワード:太陽電池、Rib-Si太陽電池、ヘテロ接合型太陽電池

理想的にパッシベーションされた太陽電池では、膜厚を薄くすれば開放電圧の増加に伴って変換効率が向上する。本研究では、Si太陽電池を薄型化していった場合の割れの問題を解決するためRib型ウェハを提案した。Rib構造では、ウェハの90%は100ミクロン以下と薄いが、機械的強度を保つため残りの10%はもとのウェハ厚のまま残している。これまでに厚さが90ミクロンのRib構造で変換効率19.4%が得られた。