2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.1 基礎物性

[19p-C213-1~18] 11.1 基礎物性

2019年9月19日(木) 13:30 〜 18:30 C213 (C213)

尾崎 壽紀(関西学院大)、長尾 雅則(山梨大)、石田 茂之(産総研)

16:30 〜 16:45

[19p-C213-12] [講演奨励賞受賞記念講演] 高特性BaFe2As2多結晶超伝導材料の合成に向けたTG-DSCによる熱分析

德田 進之介1,2、山本 明保1,2 (1.東京農工大工、2.JST-CREST)

キーワード:鉄系超伝導、熱分析、TG-DSC

状態の異なるBa-Fe-As (Ba-Fe-Co-As)粉末(金属混合粉末、メカニカルアロイング粉末、多結晶粉末)に対して、熱重量-示差走査熱量測定(TG-DSC)を行った。Ba122およびFeAs、Fe2Asなどの不純物の生成温度や融点が明らかになり、メカニカルアロイングがBa122多結晶試料の焼結温度の低下や純度の向上に有効であることが示された。