[19p-E205-1~19] 3.6 超高速・高強度レーザー

△ [19p-E205-3] 単層カーボンナノチューブフィルムを用いたCr²⁺:ZnS中赤外モード同期レーザー Ⅱ

〇(D)岡崎 大樹¹、荒井 隼人²、Kauppinen Esko³、千足 昇平²、丸山 茂夫^2,4、芦原 聡¹ (1.東大生研、2.東大工、3.Aalto Univ.、4.産総研)

キーワード：カーボンナノチューブ、レーザー、中赤外

本研究では先進的振動分光および強電場現象に向けた，コンパクトで高効率な中赤外超短パルス光源として，Cr²⁺:ZnS中赤外モード同期レーザーの開発を行っている．単層カーボンナノチューブを可飽和吸収体とすることで，現在までにパルス幅49 fs，スペクトル幅9.2 THz，中心波長2.4 umのソリトン発振を実現した．続いて，波長2.4 umにおけるナノチューブの可飽和吸収特性を評価・エンジニアリングすることで当該レーザーの高出力化を図る．