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[19p-E306-2] 微小A C 電圧重畳型変位電流評価法による有機発光ダイオードの電荷注入・放出過程の 評価
キーワード:有機発光ダイオード、変位電流評価法、インピーダンス分光
変位電流評価法(DCM)とインピーダンス分光測定(IS)は容量–電圧測定(CV)の一種であり,有機発光ダイオード(OLED)内の電荷の挙動を観測することができる有力な手法である.しかしながら従来は電荷の注入や放出過程といった過渡状態におけるインピーダンス(Z)の評価が困難であった.本研究では新しく微小AC電圧重畳型変位電流評価法を提案し,過渡状態におけるZの実測に成功した.