2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.4 有機EL・トランジスタ

[19p-E306-1~7] 12.4 有機EL・トランジスタ

2019年9月19日(木) 13:15 〜 15:00 E306 (E306)

岡田 裕之(富山大)

13:30 〜 13:45

[19p-E306-2] 微小A C 電圧重畳型変位電流評価法による有機発光ダイオードの電荷注入・放出過程の 評価

田中 有弥1,2、平賀 太一2、濱田 北斗2、石井 久夫1,2,3 (1.千葉大先進、2.千葉大院融合、3.千葉大MCRC)

キーワード:有機発光ダイオード、変位電流評価法、インピーダンス分光

変位電流評価法(DCM)とインピーダンス分光測定(IS)は容量–電圧測定(CV)の一種であり,有機発光ダイオード(OLED)内の電荷の挙動を観測することができる有力な手法である.しかしながら従来は電荷の注入や放出過程といった過渡状態におけるインピーダンス(Z)の評価が困難であった.本研究では新しく微小AC電圧重畳型変位電流評価法を提案し,過渡状態におけるZの実測に成功した.