2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.4 熱電変換

[19p-E307-1~15] 9.4 熱電変換

2019年9月19日(木) 13:15 〜 17:30 E307 (E307)

林 慶(東北大)、小菅 厚子(阪府大)、小峰 啓史(茨城大)

13:45 〜 14:00

[19p-E307-3] 直径400 nm級Biナノワイヤーの熱・電流磁気効果

村田 正行1、冨岡 平祐1,2、青山 佳代1、山本 淳1、長谷川 靖洋2、小峰 啓史3 (1.産総研、2.埼玉大工、3.茨城大工)

キーワード:ナノワイヤー、磁気ゼーベック効果、磁気抵抗効果

本研究グループではBiマイクロワイヤーアレイを利用して,磁場効果により出力因子が向上する事を報告した.さらなる出力因子の向上を得るためには、磁場中での電気抵抗率の上昇を抑えつつ,磁気ゼーベック係数を上昇させる必要がある.近年,本研究グループでは直径をさらに小さくしたBiナノワイヤーを利用して,キャリアの境界散乱促進により磁場中での電気抵抗率の上昇を抑えられることを報告した.そこで本研究では,Biナノワイヤーを利用することで出力因子がさらに向上する可能性に着目し,磁気ゼーベック効果と磁気抵抗効果を測定する.