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[19p-E310-3] 多光子励起による窒化ガリウム結晶の時間分解フォトルミネセンス分光(1)
キーワード:Gallium Nitride、多光子励起PL、時間分解PL
多光子励起過程を利用した時間分解PL測定を行い、転位の集中箇所と発光寿命との対応を調べた。HVPE法で作製されたc面GaN結晶を用い、バンド端近傍発光のマッピング測定を行い、転位集中領域と30 μm離れた箇所の発光寿命を室温で測定した。転位集中領域は、暗点が集中しており非輻射再結合確立が高く、発光寿命は0.25 nsecと短かった。転位集中領域から30 μm離れた領域では転位密度は107 cm-2程度で、発光寿命は1.42 nsec程度だった。