2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム(technical) » 量子ビーム利用の最前線 ~医療・産業利用の現状と将来~

[19p-N304-2~7] 量子ビーム利用の最前線 ~医療・産業利用の現状と将来~

2019年9月19日(木) 13:45 〜 16:30 N304 (N304)

笹野 理(三菱電機)、畠山 修一(日立製作所)

14:00 〜 14:30

[19p-N304-3] 北海道大学における産学連携に向けた中性子ビーム利用技術の開発と応用

佐藤 博隆1 (1.北大工)

キーワード:中性子、加速器、産業利用

北大の電子加速器駆動パルス中性子実験施設HUNSは、比較的小型の中性子ビーム利用施設であり、近年様々な産業応用が活発となってきている。低速中性子小角散乱装置やエネルギー分析型低速中性子イメージング装置を開発し、自動車製品や鉄鋼材料、文化財の解析が行われている。また、民間企業が高速中性子を利用した電子機器ソフトエラー加速実験を行い、宇宙線対策を講じている。本発表ではこれらの近況と将来展望について紹介する。