2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.11 フォトニック構造・現象

[19p-PA5-1~12] 3.11 フォトニック構造・現象

2019年9月19日(木) 16:00 〜 18:00 PA5 (第一体育館)

16:00 〜 18:00

[19p-PA5-6] Q値の増大によるナノ共振器シリコンラマンレーザの低閾値化

〇(M1)川勝 太郎1、浅野 卓2、野田 進2、髙橋 和1 (1.大阪府大院工、2.京大院工)

キーワード:シリコンフォトニクス、シリコンラマンレーザ、ナノ共振器

我々は高Q値ナノ共振器を用いたシリコンラマンレーザを開発してきた.本デバイスは1 mW以下の低閾値を達成している.この閾値をさらに低くすることはさまざまな応用に向けて重要と考えられる.本レーザの閾値は,2つの共振モードのQ値の積に反比例すると判明している.本研究ではQ値を数倍程度高めたナノ共振器ラマンレーザにおける発振閾値の低減について調べた.