2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[19p-PA7-1~10] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

2019年9月19日(木) 16:00 〜 18:00 PA7 (第一体育館)

16:00 〜 18:00

[19p-PA7-7] Ge-Sb-S系ガラスにおける短波長側吸収端の評価とCsCl添加および酸素の吸収端への影響

岩崎 滉平1、山本 茂1、岡田 有文1、若杉 隆1、角野 公平1 (1.京工繊大)

キーワード:カルコゲン化物ガラス、Taucプロット、吸収端

カルコゲン化物ガラスは,優れた赤外透過性を示すため,赤外線カメラのレンズ用材料として注目されている.しかし,ガラスはアモルファス構造であるために,吸収端を決定することは難しい.そこで,Ge-Sb-S系ガラスについて各種厚みの試料を作製し,Tauc plotを行うことにより求めたEgTの厚み依存性を調査した.厚みが薄い領域でEgTが直線的に変化したため,厚み0に外挿する方法にて吸収端を評価した.