2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[19p-PB1-1~34] 12.7 医用工学・バイオチップ

2019年9月19日(木) 13:30 〜 15:30 PB1 (第二体育館)

13:30 〜 15:30

[19p-PB1-24] pHイメージセンサを用いた水素イオン濃度と溶液電位の同時可視化手法

阪本 宏太朗1、木村 安行1、野田 俊彦1,2、高橋 一浩1,2、澤田 和明1,2 (1.豊橋技科大、2.エレクトロニクス先端融合研究所)

キーワード:pH イメージセンサ、ISFET、イオン感応膜

私たちは生体中の水素イオン濃度を観測できる生体刺入型pHイメージセンサの開発を行ってきた。このセンサは溶液電位変化とpH変化の両方に応答し、区別できないという課題を抱えている。そこで、pHイメージセンサの隣り合う画素のセンサ出力より、溶液電位とpHを切り分けて測定できる原理を提案した。また、既存のpHイメージセンサを用いて検証を行い、溶液電位とpHを切り分ける原理の有効性を示した。