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△ [19p-PB8-21] C₈-BTBT結晶膜トランジスタの熱収縮を用いた特性向上
キーワード:有機半導体、電界効果トランジスタ
近年、軽量、柔軟、安価な作製プロセス等の特徴から有機半導体が次世代のエレクトロニクス材料として注目を集めている。有機半導体は有機分子が分子間力によって結合した物質であり、外部圧力の印加に対して移動度の大きな増加を示すことが知られている。本研究では、PET基板上に塗布法によってC8-BTBT薄膜トランジスタを作製し、加熱に伴う基板の熱収縮を利用してC8-BTBT薄膜を加圧することによる移動度向上プロセスを研究した。