16:00 〜 18:00
[19p-PB8-3] 高屈折率ナノロッド光取出し構造を持つ有機EL素子
キーワード:光取出し、ナノロッド、高屈折率
高効率な有機EL素子を目指し、蛍光、りん光、TADF有機材料の研究やデバイス構造上の工夫が研究されている。高効率光取出し構造の要求として、簡単作製、非干渉・非散乱・非反射、高解像度、無彩色など、有機EL素子の持つ表示特性を生かす方法が望まれる。これまで,ランダムドットを持つOLEDにより非干渉の構造作製を報告した。今回、パターニングや結晶核が形成不要な低温の溶液プロセスにより、高屈折率(~2.1)、不規則性の構造作製が可能なZnOナノロッド形成を試み、光取出し改善を試みた。