2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

合同セッションN「インフォマティクス応用」 » 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

[20a-B01-1~10] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

2019年9月20日(金) 09:00 〜 11:45 B01 (オープンホール)

浅野 卓(京大)、宮寺 哲彦(産総研)

11:15 〜 11:30

[20a-B01-9] ニューラルネットワークを用いたナノスロットナノレーザの高Q値化

〇(M2)阿部 遼太郎1、武田 太一1、白鳥 遼1、馬場 俊彦1 (1.横国大院工)

キーワード:フォトニック結晶、ニューラルネットワーク

GaInAsPフォトニック結晶ナノレーザにナノスロットを設けたナノスロットナノレーザの高Q値化を検討した.ナノスロットはバイオセンシング応用に有利な点があるが,共振器の性能指標であるQ値が低い欠点があった.全結合型ニューラルネットワークを用いて,ナノスロットナノレーザの構造を最適化したところ,比較的薄いスラブ厚,溶液中という屈折率コントラストが低い構造にもかかわらず,Q値は初期構造の6.3倍となる103,100まで向上した.