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[20a-C309-13] SDDタイムスタンプを利用した時間分解Ⅹ線吸収分光法によるチタン酸バリウム薄膜の電子状態の電場応答
キーワード:時間分解測定、強誘電体薄膜、電子状態
外場に対する物質の応答を化学結合や電子構造の応答として解明する手法として、時間分解X線吸収分光法がある。筆者らは、X線検出器の信号処理回路がパルス信号に付与する時間情報を活用することで、同手法の簡単化と汎用化に成功した。測定対象として、交流電場印加下におけるチタン酸バリウム薄膜のTi K吸収スペクトル測定を行った。その結果、これまで未解明であったスペクトル構造の帰属と誘電性との関連を明らかにした。