2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[20a-E302-1~13] 13.8 光物性・発光デバイス

2019年9月20日(金) 09:00 〜 12:15 E302 (E302)

加藤 有行(長岡技科大)

11:45 〜 12:00

[20a-E302-12] ゲルマニウムにおける励起電子系の超高速緩和動力学:エネルギー・運動量空間におけるバレー間散乱の重要性

金崎 順一1、山本 勇2、東 純平2、深津 晋3、Sjakste Jelena4、Vast Nathalie4 (1.大阪市大院工、2.佐賀大、3.東大院総合文化、4.Ecole Polytechnique)

キーワード:ゲルマニウム、キャリアダイナミクス、時間角度分解光電子分光

ゲルマニウムのバルク伝導帯Γバレー内に光注入した励起電子系の超高速動力学を、フェムト秒2光子光電子分光法及び第一原理計算により研究した。励起電子系密度分布の時間発展を直接観測すると共に、電子-フォノン散乱時間を第一原理計算し、伝導帯励起電子系のエネルギー・運動量空間での緩和過程の全貌を明確にすると共に、エネルギー・運動量緩和におけるバレー間散乱の重要性を議論する。