2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[20a-E304-1~10] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

2019年9月20日(金) 09:00 〜 11:45 E304 (E304)

寺門 信明(東北大)

10:45 〜 11:00

[20a-E304-7] TeO2-MoO3系無鉛低融点ガラスフリットの開発

加納 邦彦1、山口 貴久1 (1.日本電気硝子株式会社)

キーワード:粉末ガラス、無鉛、低融点

鉛系低融点ガラスによる封着技術の歴史は古く、高い気密性や耐候性等が重宝され、現在も幅広い用途で使用されている。近年の環境意識の高まりに対応すべく、新たな無鉛低融点ガラスの開発が期待されており、今般、TeO2-MoO3系ガラスを用いた封着用フリットを開発した。本開発フリットは、アルミナ基板等に整合した熱膨張係数に調整可能で、かつ380℃という低温での封着を可能にした。