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[20a-E305-2] エネルギー分解X線CTを用いた糖度推定法
キーワード:エネルギー分解X線CT
リンゴやナシ等の果実糖度はそれらの商品価値を決定する重要な指標であり、出荷時に糖度の評価を行っている。一般的に用いられている糖度計測法には、光の屈折率を利用した糖度計、近赤外分光法を利用した遠隔計測装置等があるが、果汁の採取、あるいは大量の検量が必要等の欠点がある。新しい測定法としてエネルギー分解X線CTを提案し、基礎実験として果実糖度の主成分であるフルクトース水を用いて検討を行ったので報告する。