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[20a-E310-6] 光音響・発光同時計測によるInGaN量子井戸の内部量子効率測定
キーワード:InGaN、内部量子効率、光音響
これまでに、我々は光音響(PA)・発光(PL)同時計測法により、IQEを推定する方法を提案し、GaN膜において妥当な結果を得ている。しかしながらInGaN-QW のIQE測定をする場合、PA信号が小さいため、IQE測定の再現性がないという問題があった。本研究では、PA測定のノイズの主因が光学テーブルの振動であることを明らかにし、パッシブ除振台を導入することでS / Nを1桁以上改善した。そして、様々なInGaN-QWに対して再現性のあるIQE測定を行うことができた。