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[20a-E313-3] 光音響イメージングへの応用を目指したKTN光偏向器を用いた重なり変調法の基礎的検討
キーワード:光音響、空間重なり変調、KTN光偏向器
2光子吸収を用いた蛍光イメージング(2光子蛍光顕微鏡)は、生体深部を高空間分解に観察することが可能であるが、観察可能な深さは焦点以外からの信号によって制限される。今回、深部観察限界を超えるために、2光子蛍光顕微鏡で提案されている重なり変調法と2光子光音響イメージングを組み合わせた方法を提案し、フェムト秒光パルス列を用いた2本のビームの空間重なり変調による光音響波発生に関して、基礎的検討を行った。