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[20a-E313-5] 低侵襲なレーザー打診法の開発
キーワード:打診、光音響、生体組織
レーザー手術ではエンドポイントが明確でないことが課題の一つとなっている。照射部位の組織および奥行き組織の情報を取得すれば、所望の手術が可能になる。その対策法の一つとして、レーザー打診法の開発を進めている。従前の研究では、レーザー照射によって生体組織に瘢痕が残る侵襲的な照射パワーが課題となっていた。今回は音響信号を得るに必要な最低照射パワーを見出すことを目的に実験を行った。その結果、組織に瘢痕が残らず低侵襲な照射パワーでも診断ができることが明らかになった。