[20a-PB1-1~15] 9.4 熱電変換

[20a-PB1-3] 放電プラズマ焼結により短時間で相転移とバルク化を行ったGe₂Sb₂Te₅の構造と熱電特性

〇大野 郁也¹、河口 彰吾²、久保田 佳基¹、小菅 厚子^1,3 (1.阪府大理、2.高輝度光研、3.JSTさきがけ)

キーワード：カルコゲナイド、構造解析、TEM

熱電材料としても注目されているGe₂Sb₂Te₅の立方晶型準安定相(fcc)は300℃程度で六方晶型安定相(hcp)に相転移することが知られている。本研究では、放電プラズマ焼結(SPS)を用いてfcc単相粉末を短時間でかつ相転移温度付近で焼結させることでhcp焼結体を作製し、SPS焼結時の温度と圧力を変化させることで得られた試料の平均化構造及び局所構造が、熱電特性へどのような影響を及ぼすかを解明することを目的とし研究を行った。