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[20p-C213-9] 遅延線クロッキングを用いた断熱磁束量子パラメトロンの低レイテンシ動作実証
キーワード:磁束量子パラメトロン、断熱ロジック、低レイテンシ
断熱磁束量子パラメトロン(AQFP)は、極めて小さな電力で動作が可能な超伝導ロジックであり、超伝導検出器や量子ビットの制御回路としての応用が期待されている。しかしながら、AQFP回路は多相交流電流で駆動されるため、レイテンシが比較的長いという課題があった。そこで本研究は、AQFP回路の低レイテンシ駆動方法を提案し、実験により、低レイテンシ動作(ゲート当たり10 ps)を実証する。