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[20p-E205-12] 深紫外波長可変光源を用いたSO2の共鳴ラマン分光
キーワード:共鳴ラマン分光、ライダー
どのような有害物質が発生しているかわからない災害現場において、安全かつ速やかに有害物質を検知・識別することは非常に重要であるが、作業員の安全を確保するためには、数十m程度離れた位置からの測定が求められている。対象物質の吸収帯に一致した波長で発振するレーザー光を用いることで、ラマン散乱光が著しく増大する共鳴ラマン効果に着目し、共鳴ラマンライダーによる大気中微量有害物質遠隔計測技術の開発を開始した。