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[20p-E207-12] 線形屈折率変調を導入したフォトニック結晶レーザーの自励パルス発振動作の解析
キーワード:フォトニック結晶レーザー、フォトニック結晶、自励パルス発振
フォトニック結晶レーザーは、2次元フォトニック結晶における大面積バンド端共振作用を利用した面発光半導体レーザーである。我々は、二重格子フォトニック結晶構造を導入した素子において高輝度動作(~650MW/cm2/sr)を実現するとともに、可飽和吸収領域を利用した受動Qスイッチングにより、パルス幅100ps未満の自励パルス発振動作の実証にも成功している。今回、フォトニック結晶レーザーの面内に線形な屈折率変調を導入することで、可飽和吸収効果を利用せずとも自励パルス発振動作が実現可能であることを数値解析で見出したので報告する。