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[20p-E207-13] グラフェンを用いたコヒーレント完全吸収の光スイッチへの検討
キーワード:フォトニック結晶、光スイッチ、コヒーレント完全吸収
近年、グラフェン装荷フォトニック結晶スラブ構造において、面直の入射光が100%グラフェンに吸収されるコヒーレント完全吸収(CPA)と呼ばれる現象が実現できることが示された。そこで我々は、グラフェンの可飽和吸収によりCPAを制御することで透過光、反射光をON/OFFする光スイッチング素子を提案する。今回、有限要素法を用いたシミュレーションを行い、その動作エネルギーと動作速度、コントラスト比について調べたので報告する。