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[20p-E302-8] 酢酸亜鉛を原料として用いたZn(Te1-xSex)量子ドットの合成と光学特性
キーワード:量子ドット、蛍光体、混晶
CdSeに代表される半導体量子ドット蛍光体は、広い色域を網羅できるLCDのバックライト蛍光体として利用されているが、Cdは高い毒性を有するため、安全な非Cd系量子ドット蛍光体の開発が急務となっている。我々は、これまでZn(Te1-xSex)混晶量子ドットを合成し、狭帯域な緑色発光を実現している。従来の合成では、亜鉛源としてジエチル亜鉛用いていたが、本研究では、酢酸亜鉛を原料とした合成法の開発を行い、その光学特性の評価を行った。