2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.2 カーボン系薄膜

[20p-E312-1~14] 6.2 カーボン系薄膜

2019年9月20日(金) 13:30 〜 17:30 E312 (E312)

山田 貴壽(産総研)、吉武 剛(九大)

14:45 〜 15:00

[20p-E312-6] 微粒子ダイヤモンドの誘電泳動特性

稲葉 優文1、林 将平1、李 赫男1、中野 道彦1、末廣 純也1 (1.九大シス情)

キーワード:ダイヤモンド、誘電泳動

近年、放熱材料として高熱伝導性フィラーをポリマーに混合した複合材料が注目されている。ダイヤモンド微粒子は高熱伝導率と絶縁性を有しており、フィラー材として有望である。また、複合材料中のフィラーを一方向に整列させるのに、電界による整列は非接触かつ効率が良く、その方向の熱伝導特性が向上する。本研究では、ダイヤモンド微粒子を電界整列させた複合材料を作製するための第1歩として、ダイヤモンド微粒子の誘電泳動特性について調査した。