2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.3 ナノエレクトロニクス

[20p-E317-1~9] 9.3 ナノエレクトロニクス

2019年9月20日(金) 13:30 〜 16:00 E317 (E317)

内藤 泰久(産総研)、大矢 剛嗣(横国大)

14:30 〜 14:45

[20p-E317-5] 自己組織化フラーレンナノ細線の抵抗スイッチ効果

梅田 有輝也1,2、郑 述述2、内藤 泰久3、盧 興4、菅 洋志1,2、塚越 一仁2 (1.千葉工大、2.物材機構、3.産総研、4.華中科技大学)

キーワード:フラーレン、自己組織化、ナノ材料

フラーレン分子を自己組織化により細線形状にすることで素子の水平方向への変化とデバイス応用の可能性に着目し,フラーレンナノ材料を用いた薄膜エレクトロニクス素子の作製及びその電気特性評価を行った.結果,窒化ルテチウム内包C80フラーレンからなるナノ細線を用いてスイッチングデバイスを作製し,高いON/OFF比が得られることを確認した。以上から,フラーレンナノ材料を用いた固体素子化への可能性が探索可能となった.