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[20p-E318-1] [7. ビーム応用 分科内招待講演] µSR法を用いたrutile型TiO2の欠陥構造解明
キーワード:二酸化チタン、ミュオン、欠陥
触媒担体や光触媒、電子デバイスとして広く用いられている二酸化チタンの化学特性や物性は、表面もしくはバルクの欠陥により大きく変化する。つまり、この欠陥の構造や化学状態が、触媒や光触媒特性に対しどう寄与するかを明らかにすることが、化学特性や物性を制御する上で課題となっている。本研究では、「ミュオン」をプローブとして用いることで二酸化チタンのバルクの新しいタイプの欠陥構造を見出すことに成功した。