2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」 » 31.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[20p-F211-1~13] 31.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

2019年9月20日(金) 13:45 〜 17:45 F211 (レクチャーホール)

青野 真士(慶応大)、中島 光雅(NTT)

17:15 〜 17:30

[20p-F211-12] 導電性高分子ワイヤーを用いた相互結合型ネットワークの構築

萩原 成基1、岡田 将1、杉戸 泰雅1、浅井 哲也2、桑原 裕司1、赤井 恵1 (1.阪大院工、2.北大院情報)

キーワード:導電性高分子、人工ニューラルネットワーク、不揮発性抵抗変化素子

現在、人工ニューラルネットワーク計算に特化した専用ハードウェアの開発が強く求められている。我々は電解重合によってワイヤー状に成長して任意の電極間で架橋する導電性高分子PEDOT:PSSを不揮発性抵抗変化素子として用いることを提案してきた。今回、​PEDOT:PSSワイヤーを用いて相互結合型ネットワークを構築し、ホップフィールドネットワークのアルゴリズムに則してノイズの混じった9ピクセルの文字を復元することに成功した。