2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.2 評価・基礎物性

[20p-PA2-1~14] 12.2 評価・基礎物性

2019年9月20日(金) 13:30 〜 15:30 PA2 (第一体育館)

13:30 〜 15:30

[20p-PA2-6] 分子振動解析に基づく医薬品製造プロセスにおける擬似結晶多形転移モニタリングへのNIR分子センシング技術の応用

坂本 知昭1,2、藤巻 康人3、知久馬 敏幸1 (1.国立衛研、2.静岡大電工研、3.都産技研)

キーワード:近赤外分子センシング、分子振動、プロセス管理

近赤外光から得る医薬品物性の変化と関連が深い分子振動を用いて、医薬品の湿式造粒工程中に起こり得る有効成分の水和、脱水及び無水物化または非晶質化過程における擬似結晶多形転移現象を工程内でモニターするためのNIR分子センシング技術の適用性を検討した。その結果、医薬品製造工程中の加熱乾燥あるいは室温減圧乾燥過程における無水物化及び非晶質化のリアルタイムモニタリングが可能であることを示した。