10:30 〜 10:45
△ [21a-E207-6] LiNbO3結晶を用いた可視-赤外域量子もつれ光子対の生成と評価
キーワード:量子もつれ光子対、量子干渉、赤外吸収分光法
量子もつれ光子対の生成過程間の量子干渉を用いると、可視域の光源、検出器のみで赤外域における分光測定が可能となる。この量子赤外吸収分光測定の実現のためには、可視-赤外域量子もつれ光子対源が必要となる。今回我々は、LiNbO3結晶を用いて波長1~4.5 μmで波長可変な可視-赤外域量子もつれ光子対を発生させ、その評価を行ったので報告する。