2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

コードシェアセッション » 【CS.4】 3.11 フォトニック構造・現象と3.12 ナノ領域光科学・近接場光学のコードシェアセッション

[21a-E208-1~12] 【CS.4】 3.11 フォトニック構造・現象と3.12 ナノ領域光科学・近接場光学のコードシェアセッション

2019年9月21日(土) 09:00 〜 12:15 E208 (E208)

岩見 健太郎(農工大)、角倉 久史(NTT)

11:30 〜 11:45

[21a-E208-10] 近接場熱光発電に向けた熱輻射光源の平坦性・温度均一性の向上

〇(M2)古山 隆章1、井上 卓也1、浅野 卓1、野田 進1 (1.京大工)

キーワード:熱光発電、近接場

熱輻射光源と太陽電池を光の波長以下の距離まで近づけて発電を行う近接場熱光発電は、高出力密度・高効率な発電方式として期待される。前回我々は、Si熱輻射光源とInGaAs太陽電池を一体化した近接場熱光発電デバイスを作製し、近接場光による短絡電流の増強を実証した。ただし、太陽電池との平均的な近接距離の増加と局所的な温度低下(150 K)が生じていた。今回は、光源の平坦性と温度均一性を向上すべく、新たな光源支持構造を作製・評価した結果を報告する。