2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

[21a-E216-1~4] 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

2019年9月21日(土) 09:00 〜 10:00 E216 (E216)

安藤 裕一郎(京大)

09:30 〜 09:45

[21a-E216-3] 電圧磁化反転での反転確率の調整

福島 章雄1、山本 竜也1、野崎 隆行1、薬師寺 啓1、久保田 均1、湯浅 新治1 (1.産総研・スピントロニクス研究センター)

キーワード:電圧磁化反転、乱数

電圧トルク磁化反転では、同一の電圧パルスにより「P(平行)AP(反平行)」と「AP-P」の反転を行うので、生成した数列の平均値と反転確率が直接対応しないという問題が生じる。それに対し、生成した数列を2ビットずつに分割し 00, 01, 10, 11 の出現確率を用いて P-AP、AP-Pの反転確率を調節し、質の良い乱数が生成できるかどうかを調べた。