2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[21a-E303-1~12] 2.4 加速器質量分析・加速器ビーム分析

2019年9月21日(土) 09:00 〜 12:30 E303 (E303)

大野 雅史(東大)、木寺 正憲(理研)、三宅 泰斗(理研)

10:45 〜 11:00

[21a-E303-7] 地球表層における宇宙線生成核種10Beの分布 -海水中10Be濃度の分布-

山形 武靖1,2、永井 尚生2、松崎 浩之1、田副 博文3 (1.東大博物館、2.日大文理、3.弘前大)

キーワード:加速器質量分析、宇宙線生成核種、海洋

インド洋および太平洋における宇宙線生成核種10Beの濃度分布を求めた。インド洋の10Be濃度の分布は南極海深層の高濃度の水塊が海洋大循環とともに北上していると考えられた。大西洋と太平洋の深層海水中9Be濃度に顕著な増加が見られないことから10Beの起源として南極氷床の溶け出しが考えられた。