2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[21a-PA2-1~31] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2019年9月21日(土) 09:30 〜 11:30 PA2 (第一体育館)

09:30 〜 11:30

[21a-PA2-25] 積層インターディジット構造を有する酸化チタン-ポリアニリン3D蓄電池の充放電特性

〇(M1)幸森 雄三1、秋好 恭兵1、野見山 輝明1、堀江 雄二1、小ヶ口 晃2 (1.鹿児島大院、2.ジョイソン・セイフティ・システムズ・ジャパン)

キーワード:光蓄電池、酸化チタン、導電性高分子

我々は光電変換と蓄電を単一電極で行う光蓄電池を研究している。この蓄電層には高速な充放電性能が求められる。ナノ構造を有したTiO­2多孔体内壁に緻密な導電性高分子ポリアニリン(PANi)を電着したTP複合体は高い蓄電性能を持つ。先行研究より1個の多孔体中にインターディジット構造の集電極を形成しPANiを電着させたモノシリックTPTP光蓄電池は高い充放電速度となることが分っている。これを積層することでさらなる蓄電性能の向上を図った。