[21a-PB1-1~86] 17 ナノカーボン（ポスター）

[21a-PB1-5] 気体放電を用いた鉄内包カーボンナノチューブ紡糸法の検討

眞方 総一郎¹、廣村 雅俊¹、〇佐藤 英樹¹ (1.三重大院工)

キーワード：鉄内包カーボンナノチューブ、鉄ナノワイヤ、放電紡糸

鉄内包カーボンナノチューブ(Fe@CNT)は，CNT空洞内に強磁性体である鉄のナノワイヤを内包し，室温でも高い保磁力を示す。そのため，これを集積化させてバルクを作製することができれば，様々な磁気応用へ供することができる。しかしながら，Fe@CNTは長さ10~20 µm程度と短尺なため，その集積化が困難であった。我々は，気体放電によるCNTフィラメント形成現象を利用し，Fe@CNTの紡糸を試みた。