The 80th JSAP Autumn Meeting 2019

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Oral presentation

2 Ionizing Radiation » 2.1 Radiation physics and Detector fundamentals

[21p-C213-1~7] 2.1 Radiation physics and Detector fundamentals

Sat. Sep 21, 2019 1:00 PM - 2:45 PM C213 (C213)

Go Okada(Kanazawa Inst. of Tech.)

2:30 PM - 2:45 PM

[21p-C213-7] Thermal neutron flux measurement for the irradiation field with a Pu-Be neutron source using the self-activation of a CsI Scintillator

〇(M2)Miyu Shimazu1, Genichiro Wakabayashi2, Akihiro Nohtomi3 (1.Kindai Univ., 2.KUAERI, 3.Kyushu Univ.)

Keywords:CsI scintillator, neutron flux measurement, self-activation

近畿大学原子炉は、共同利用施設として様々な研究に利用されているが、最近では老朽化による装置の不具合や新たな規制要求など、予見できない理由により運転を停止せざるを得ないことがある。そのような場合、原子炉起動用中性子源(Pu-Be)を用いた代替実験が行われることが多い。しかし、これまでPu-Be中性子源は原子炉起動用としてのみ利用されていたこと、中性子源として強度が比較的弱いこと、規制により使用場所・時間が制限されていることなどから、中性子場の定量的評価が行われていなかった。そこで、本研究グループが開発しているCsIシンチレータの自己放射化を用いた測定法を用いて典型的な照射体系におけるPu-Be中性子源の中性子場を評価した。