[21p-E203-1~5] 3.5 レーザー装置・材料

[21p-E203-2] 光空間通信に向けた地表面における受光強度変動安定化に関する検討

〇細川 麻菜¹、原口 英介¹、安藤 俊行¹ (1.三菱電機)

キーワード：光フェーズドアレイ、光空間通信

RF(Radio Frequency)に代わって、光を用いる光空間通信では、通信の大容量化を実現可能である一方で、大気揺らぎの影響を無視できない。安定した通信を確立するため、伝搬過程における大気影響の補正が課題である。これまで、高次モードビームの大気揺らぎ影響抑圧効果に着目し、光フェーズドアレイを用いて生成した高次モードビームの大気影響補正効果についてシミュレーションを用いて検討を行ってきた。本報告では当社研究所内で評価を行った大気伝搬試験の結果よりシミュレーションの構成を改正し、改正後のシミュレーションにおいて検討をした光フェーズドアレイ生成高次モードビームの大気揺らぎ抑圧効果について報告する。