2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[21p-E206-1~10] 3.4 生体・医用光学

2019年9月21日(土) 13:15 〜 16:00 E206 (E206)

堀田 純一(山形大)、南川 丈夫(徳島大)

15:30 〜 15:45

[21p-E206-9] 深層学習によるCARS硬性鏡イメージング高速化の評価ー実時間術中神経イメージングを目指してー

〇(M2)大和 尚記1、新岡 宏彦2、三宅 淳3、橋本 守1 (1.北大院情報、2.阪大IDS、3.阪大国際医工情報センター)

キーワード:非線形ラマン散乱、深層学習

神経温存が術後の予後を左右するが,微細な神経を識別することは困難である.神経温存の支援を目的として開発したCARS硬性鏡は無染色に神経を可視化することができる.しかしながら,数分を要するイメージング速度が課題であった.深層学習による雑音除去により7.5秒露光の画像から41秒かけて計測した画像と同等な神経像を得ることができた.今後は学習に用いる画像を追加しさらに高速な神経イメージングの実現を目指す.