2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.7 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

[21p-E301-1~7] 13.7 化合物及びパワー電子デバイス・プロセス技術

2019年9月21日(土) 13:45 〜 15:30 E301 (E301)

佐藤 威友(北大)

14:15 〜 14:30

[21p-E301-3] Ga2O3 MOSFETにおける(AlGa)2O3バックバリア挿入による閾値電圧の正方向シフト

上村 崇史1、中田 義昭1、東脇 正高1 (1.情通機構)

キーワード:酸化ガリウム、イオン注入ドーピング、バックバリア

サブ0.1 µmゲートGa2O3 MOSFETでは、短チャネル効果によるしきい値電圧(Vth)のさらなる負側へのシフトが予想される。このため、イオン注入プロセスにより作製したMOSFETに顕在するドーパント深さ分布中のテール領域に起因する深いピンチオフ特性の改善が必要となる。今回、(AlGa)2O3バックバリア層挿入により、イオン注入ドーピングで形成したチャネルを有するGa2O3 MOSFETのVthの正方向シフトを実現した。