10:45 AM - 11:00 AM
[10a-W810-6] Molecular orientation and crystal structure in the mixed film of phthalocyanine and its fluorine substitution
Keywords:phthalocyanine, X-ray structure analysis
我々はフタロシアニンとフッ素置換体の混合膜で、電子準位が電子―四重極相互作用により連続的に変化すると提案してきた。この議論では、薄膜構造が混合により大きく変わらないこと、相分離を起こさず均一に混合していることを仮定している。本研究では、これらを確認するために放射光X線回折より混合膜の構造観測を行った。混合により単体に似た新たな結晶構造が形成されており、上記の仮定が満たされることがわかった。