[10p-M112-1~7] 7.1 X-ray technologies

[10p-M112-1] Supercontinuum source to induce the STED effect on scintillator

Natsumi Shinozaki¹, Misaki Shoji¹, Kazuyuki Sakaue², Toshitaka Wakayama³, Takeo Ejima⁴, 〇Takeshi Higashiguchi¹ (1.Utsunomiya Univ., 2.UT-PSC, 3.Saitama Med. Univ., 4.IMRAM, Tohoku Univ.)

Keywords:water window, soft x-ray, supercontinuum

実験室サイズの水の窓軟 X 線顕微鏡について研究を行ってきた．この顕微鏡では，軟X線像をシンチレータにより可視光に変換し，変換されたイメージを可視光顕微鏡で読み取っている．このため，空間分解能は500 nmから1 umに制限されているのが現状である．我々は，空間分解能を改善するため，シンチレータ上のイメージを誘導放出抑制顕微鏡 (STED) 法で高解像度化することを提案している．このため，軟 X 線で励起され蛍光を発するシンチレータに適した波長を選択し，STED効果を誘起する必要がある．シンチレータのような電子材料でも STED 効果を誘起するためには，レーザー強度（パワー密度）も高くする必要がある．そこで，駆動用レーザーとして，コンパクトな高繰り返しYb:YAG薄ディスクレーザーの再生増幅器を構築し，SiO₂バルクにより波長変換することにした．