[10p-M113-1~17] 10.5 磁場応用

[10p-M113-10] 高温超伝導粒子の磁化率異方性に関する研究

〇木村 史子¹、堀井 滋¹、野津 乃祐¹、柏木 勇人¹、土井 俊哉¹、和田 昌久²、木村 恒久² (1.京大院エネ科、2.京大院農)

キーワード：磁場3次元配向、磁化率異方性、高温超伝導体

高い臨界温度を有する超伝導セラミックスREBa₂Cu₃OyやREBa₂Cu₄O₈の結晶形は直方晶で磁場により3次元配向が可能である。これらの微結晶を超伝導材料として実用化するためには3次元配向が必要である。微結晶の3次元磁場配向条件を決定するには、磁化率の異方性が必要である。3次元配向体を固めてSQUIDで磁化率を測定し磁化率異方性を決定できるが、今回我々はX線回折法により試料を固めることなく磁化率異方性を決定できる方法を検討したので報告する。